2019-04-03 第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
○参考人(高田創君) 御指摘いただきまして、どうもありがとうございました。 ちょうど私も、今から四年前に政府の税制調査会のところで、参考資料の中にも入れさせていただいております、その中でも確かに、ちょうどアベノミクスの時期でもございましたトリクルダウンの重要性ということも議論させていただきました。そういう観点で申し上げますと、今回のペーパーで申し上げますと一番最後のページですか、私も最後に提言の三番目
○参考人(高田創君) 御指摘いただきまして、どうもありがとうございました。 ちょうど私も、今から四年前に政府の税制調査会のところで、参考資料の中にも入れさせていただいております、その中でも確かに、ちょうどアベノミクスの時期でもございましたトリクルダウンの重要性ということも議論させていただきました。そういう観点で申し上げますと、今回のペーパーで申し上げますと一番最後のページですか、私も最後に提言の三番目
○参考人(高田創君) どうも、先生、御意見いただきまして、ありがとうございました。 私自身、このシングル社会担当大臣という一つの提案なんでありますけれども、これはそもそもはイギリスにおきましてちょうど一年前に孤独問題担当大臣というのができたということでもあるんですが、もう一つ、私自身、この問題に関しての非常に問題意識を持っておりますのは、従来、こういう家族形成というんでしょうか、世帯というものが非常
○参考人(高田創君) 初めまして。私、みずほ総合研究所の高田と申します。今回は、大変貴重な機会をいただきまして、どうもありがとうございました。 それでは、こちらにございます格差から見た日本経済ということでお話をさせていただければと思います。(資料映写) 一言で格差と申し上げますけれども、実は様々な視点があるのではないかというふうに我々感じている次第でございます。たまたまこちら、今御覧になっておられるところでございますけれども
○高田公述人 先生の今の御指摘で、何を求めているかということでございますけれども、先ほどの御質問の中で、日本人が動いていないというところも含めて、ちょっとお答え申し上げたいと思っております。 私は、今外国人が求めているものの一つは、日本が、もとの、八〇年代ということではございませんけれども、ある程度成長というものに戻れるのかどうかといったところを非常に求めている部分が大きいのではないか。 日本は
○高田公述人 大塚先生、どうもありがとうございます。 先生の御指摘のように、まだまだ非常に跛行性が強いというのが実態ではないかと思っております。円高の是正が始まってから、せいぜいまだ三、四カ月という状況でございます。 ただ、失われた二十年というふうに私は申し上げましたけれども、過去の状況を見てまいりますと、先ほど、最初に申しました、バランスシート、信用収縮というものと円高というような状況が十年、
○高田公述人 みずほ総合研究所の高田でございます。本日はどうかよろしくお願いいたします。 私の方は、皆様方のお手元にこういう「日本経済と国債の課題」と書かせていただきましたレジュメを用意させていただいておりますので、こちらを使いまして、約二十分程度ということでお話をさせていただければと思う次第でございます。 私の場合は、民間のシンクタンクそれから実務の世界で国債の市場を四半世紀見てまいりましたので
○参考人(高田創君) 先ほど寺田先生の方から時代が変わったのではないかという御発言もございまして、私もそういうふうに感じるところもございます。ただ一方で、先ほど岩田先生おっしゃったように、確かに人口が減っているところでもインフレなり拡大しているところがある点もあるわけでありますので、その辺はどのように今後対応をしていくのかといったところは、やはり知恵を使って考えていくべき論点なんではないかなと。
○参考人(高田創君) 先ほど、先生のお話の中で海外の保有比率の議論が御指摘いただきましたけれども、今のような状況の中で経常収支等が黒字であれば、別に無理をして海外を比率を高める必要もないわけでありますけれども、今後、日本の貯蓄が減ってくるということになってまいりますと、海外の依存が結果的に高まってくる可能性もございます。 例えばギリシャなんかの場合は、もう海外がほとんどのケースという形になってしまいますので
○参考人(高田創君) みずほ総合研究所の高田でございます。どうかよろしくお願いいたします。 先ほどお二方の先生の方からいろいろ理論的なお話がございましたので、私の方は、持分といたしまして、できるだけ市場、足下も含めた市場の状況、それから、日本ということだけではなくよりグローバル、中でも昨今の欧州の債務危機と言われるような状況とどのような今、日本との関係にあるのかというところをちょっと中心にしてお話
○参考人(高田創君) なかなか、結局、市場というものは美人投票みたいなものがございます。どのように意識するかという点もあろうかと思います。ここに今回挙げさせていただきましたのは一つの試算ということでございますので、ある面でいえば、そういうような余力若しくはそうした意思というようなものを判断しながら市場が暗黙のうちに織り込んだ状態が今の状態にあろうかと思います。 そういう面からいたしますと、ある面でいえば
○参考人(高田創君) 郵便貯金の限度額引上げということになりますと、どのぐらいの部分が実際に郵貯に資金移動があるのかというのはいろいろ議論はあろうかと思いますが、少なくともある程度郵便貯金の方に流れるのは当然だろうなというふうには思っている次第でございます。 その場合に、現状の郵便貯金のところでの保有の資産というものを考えてまいりますと、一般の金融機関に比べれば国債の保有比率が高いということを考えれば
○参考人(高田創君) みずほ証券の高田でございます。 本日は財政金融委員会に参加させていただきまして、誠にありがとうございます。 私自身は、今回の場合は市場参加者ということで、私自身も四半世紀ばかり国債の市場に従事してきたということもございますので、そういう観点からお話をさせていただこうかと思います。 また、今回のこのペーパーでございますけれども、昨年十一月十三日、財政に対する信認の確保に関する
○参考人(高田創君) 七〇年代以降と申しましょうか、戦後の状況を考えますと、御指摘のとおり、常にアメリカが赤字を出し、日本がそこにというふうな状況でございました。そういう状況の中で、常に円高の圧力が加わってきたというような状況でございましたし、またそういう状況が特にアメリカの今危機的な状況と申しましょうか、ストレスが掛かったときにはより強まりやすくなっていたというのが過去の状況でございまして、そういう
○参考人(高田創君) 先生御指摘いただきましたように、長い目で見れば当然のことながら正常化をもうすべき局面にあると、私はもう全く疑っておりません。 ただ、先ほどから申し上げておりますように、こうした幾つかのハードルもあるのも確かでございまして、そういうものとの見極めを常にしていかざるを得ないのかなというふうに思っておりまして、そういう意味からいえば、内外両方と申しましょうか、一つは海外からの大きな
○参考人(高田創君) みずほ証券の高田でございます。本日は財政金融委員会に出席させていただきまして誠にありがとうございます。 これまで参考人の方々からいろいろ細かい分析がなされておりますので、私は、どちらかといいますと、やや歴史的な観点から現状認識を考えさせていただこうかなと思っておりまして、そういう状況の中で、今回の世界的な危機と言うべきかどうかまだ分かりませんけれども、そういう中での日本の状況